2024/11/20

「久延彦便り Q&A」(3)

Q.
 「教育は人間を悪魔にしてしまう」と言われていましたが、悪魔の子になってしまった人を救うにはどうしたらいいですか。

A.
 結論から言えば、悪魔の子になってしまった人を救うためには、もう一度教育をやり直すしかありません。誤った教育、偏った教育、さらに言えば人を悪魔にしてしまうような教育を受けたことで、人は悪魔のような存在になってしまったのですから、今度は、正しい教育、偏らない教育、そして、人を神の子に生み変えることのできる教育を受けなければならないのです。

 「教育は百年の計」という言葉がありますが、実に教育ほど私たちの人生にとって大切なことはありません。私たちは誰もが何らかの教育を受けながら成長していきます。そして、人は教育されたように成長し、教えられたように生きようとするのです。

 では、悪魔の子になってしまった人をどのようにしたら救うことができるのでしょうか。それは、正しい教育を受けることによってです。その他に道はありません。それでは、正しい教育を受けるとはどういうことなのでしょうか。それは今まで受けてきた教育の反対の道を行くということです。

 例えば、人間を悪魔にしてしまう代表例が共産主義教育です。共産主義思想を教育されると、人は知らず知らずのうちに悪魔の子にさせられてしまうのです。中国の現状がそのことを如実に物語っています。中国人民は共産党一党独裁政権の下で、共産主義思想を強制的に植え付けられ、まさに洗脳されています。そして、その洗脳教育の一つが愛国反日教育です。中国が日本に対して徹底的に反日であるのは、そのような教育を受けてきたからなのです。

 人を悪魔にしてしまう教育の特徴は嘘を教えることです。中国共産党は日本が侵略国家であることを刷り込むために常に歴史を捏造(ねつぞう)します。南京事件などがその代表例ですが、歴史的事実を完全に度外視し、自分たちの都合の良い嘘だけをあたかも真実であるかのように教えるのです。

 嘘を教えられた人々は、その嘘を真実であるかのように信じ切ってしまいます。嘘も一回だけならただの嘘ですが、嘘も百回言えば真実になります(「嘘も百回言えば真実になる」という言葉の由来には諸説あり)。これが中国共産党による愛国教育であり、洗脳教育なのです。

 それでは、虚偽を教えられて悪魔の子となってしまった人をいかにすれば救うことができるでしょうか。そのためにはただひたすらに真実を教える以外に方法はありません。地道で根気のいることかもしれませんが、決して諦めることなく、何度も何度も真実を語り続けることによってのみ、嘘の世界を暴くことができるのです。このように真実を教えるという正しい教育によってでしか、悪魔の子となってしまった人を救うことはできないのです。虚偽に飲み込まれることがないように、真実を語り続け、真実を教えることを決して諦めてはなりません。立ち止まってはならないのです。

 かつて、歴史の授業である先生が歴史の苦手な生徒にこんな話をしていたのを聞いたことがあります。
 「歴史に興味がなくて、色々な出来事を覚えるのが苦手だと思っている人もいるけれど、テレビで流れるコマーシャルは覚えようとしなくても覚えているでしょう。それは何故でしょうか。何度も何度もテレビで流されているからです。知らず知らずのうちに覚えてしまうのは、何度も反復してコマーシャルを聞かされているからです。歴史の暗記も同じです。何度も繰り返して学べば、必ず覚えられるようになります。」

 真実は何度も何度も語られることを願っています。真理は一人でも多くの人に聞かれることを願っています。この世界を嘘という闇から救い出し、この世界に真実と真理の光を灯しましょう。そして、この世界を真実で満たし、すべての人々の心を真理で満たしましょう。その時こそ、悪魔の子とされた人たちは、神の子へと生まれ変わることができるでしょう。間違った教育によって悪魔の子となった者たちが、正しい教育を受けることによって神の子となれるのです。